フォアハンドのグリップ
- 小澤徹也
- 2017年7月26日
- 読了時間: 2分
みなさん、こんにちは、小澤と申します。
私は、テニス歴25年、50代後半です。
今、フォアハンドのグリップを変更中です。
私がテニスを習い始めた頃は、フォアハンドイースタングリップが主流で、薄いグリップで体重を前へ移動させることにより、ボールを飛ばしていました。
動画サイトでマッケンローがシニアの試合に出ている映像を見ますが、いまだに薄いグリップで前へ押し出すフォームです。あまり上手そうに見えません。(^^)
最近は、スピン回転とスピードを兼ね備えた厚いボールを打つために、厚いグリップで打つことが主流とされています。
以前と比較してラケットの軽量化が進み、それにともないスピード化したことによります。
私もいつもコーチから、フォアの威力不足を指摘されていたので、思い切って変更にチャレンジしました。
グリップを、セミウエスタンにして、ショートラリーをしてみました。
すると、ボールがネットの前にポトリと落ちてしまいます。どうしてなんだろう。
厚いグリップで今までの打点の位置に置いてみると、ラケットが下を向いています。
そうか!打点を前にするのか、これ、よくコーチに言われていたなあ。
そして今までより高い位置でボールを捕らえたほうがいいようです。
スイングも、こすりあげるのではなく、そのままの回転で厚い当たりになり、同時にスピンもかかるようになります。
薄いグリップでスピンをかけようとすると、どうしても、ボールを持ち上げるようにこすらなければ、回転がかかりません。
今までがパワーロスした不自然な打ち方だったことに気づきました。
打点さえきちんととらえれば、思いっきり打たなくてもいいボールがいくようになりました。
思いっきり打たなくてもいいということは、確実性が増すということです。
バックハンド(ダブルバックハンド)も、同様に左手を厚くしたところ、今までになく厚い当たりになりました。苦手だった高いボールも、返せるようになりました。
まだまだ、気を抜くと元に戻ってしまいますが、ぜひ、厚いグリップをものにしたいと思います。
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